top of page
検索

岡山支部同窓生の皆さんへ

  • okayamayayumi
  • 2020年2月27日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年11月6日

 今年(令和2年)の岡山矢弓会は、案内の通り備後支部との合同開催(鞆の浦で総会・懇親会観光鯛網)を5月に計画しておりましたが、新型コロナウイルス感染の広がりにより、残念ながら中止と致しました。

 今後も合同開催が実施できればと考えております。

 また、単独の岡山矢弓会も、新型コロナウイルスの影響により今年は未定とさせて頂きます。

余談ですが、、、

 私、藤原の個人的な考えですが、

 備後支部との合同開催について、今は県が分かれていますが、昔は岡山県の備前(津山地域の美作も元々は備前でした)と備中、広島県の備後は気候風土を同じくする吉備の国(備州)でした。お隣り同士の支部というだけではなく、即ち「備州矢弓会」とも言えると思います。

 鞆の浦鯛網ですが、瀬戸内海の潮流は月の移動により、まず東の紀伊水道から西向きの上げ潮が入り、遅れて西の豊後水道から東向きの上げ潮が入り、それらがぶつかるのが笠岡から鞆の浦の海域で、豊富な餌が集まり魚がおいしく鯛網などの漁業が盛んになりました。

 瀬戸内海には多くの潮待ち港がありますが、潮の逆の流れの堺にある鞆の浦は本当の潮待ち港ではないかと思います。そして、昔船乗りは、その潮目を読んで航海術や操船術を競い合ったはずです。

 また、鞆の浦南方の沖合においての竜馬率いる商船「いろは丸」と紀州藩軍艦「明光丸」の衝突による奉行所での審判が、日本初の海難審判と言われ、その時竜馬が日本で初めて万国公法(海上衝突予防法)を持ち出したと言われているようです。

 この地は、まさしく商船学校に関わりの深い地域ではなかろうかと思います。

 これらの資料も鞆の浦にありますし、子ども達が大好きな宮崎駿監督の大作「崖の上のポニョ」の舞台でもありますので、合同矢弓会では行けなくなりましたが、ぜひ皆さんも訪ねてみられたらどうでしょうか?

               記事:岡山支部長 藤原克己 

 
 
 

Comentarios


特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page